香港では自宅隔離は認められていない
日本に比べると香港のコロナ対策はとても厳しいです。
その対策の成果もあってか、香港ではコロナの感染者数が少ないです。
私は子どもと21日間隔離生活（世界最長隔離プログラムみたいです。）をしました。幸いホテル選びに成功したので快適に過ごせたものの、ホテル選びを失敗して苦痛の日々を過ごした友人もいます。
実際に香港で隔離生活をした友人と自分の話を基に記事を書いてみたので、これから香港で隔離生活をする皆さんは是非参考にしてみてください。
香港の隔離滞在はシャングリラ系列がおすすめ
香港に入境するときは、政府が決めた日数の間、政府が指定するホテルに滞在する必要があります。香港内ならどこのホテルでも良いというわけではありません。
香港の検疫ホテルの情報（香港政府の英語版公式サイト）によると、37のホテルでおおよそ10,000部屋が検疫ホテルとして用意されています。
香港の指定ホテル（英語の公式サイト）はこちらから確認できるようになっています。
全部のホテルをリサーチしたわけではないですが、実際宿泊した友人からの情報をもとに６つのホテルを比較してみました。すると面白いことに、おすすめのホテルと避けたほうがよいホテルが「ホテルの系列」によって見事にわかれたのです。
避けたほうがよいホテルの系列は営業妨害になってしまいそうなので記載を控えて、おすすめのホテルの系列をお伝えしたいと思います。個人的におすすめなのは、「シャングリラグループ」のホテルです。
香港のシャングリラグループの中で検疫ホテルとして指定されているホテルは２つあります。KERRY HOTEL と JEN HOTEL で、どちらもおすすめできるホテルです。
【高】KERRY HOTELをおすすめする３つの理由
- 美味しすぎる料理
- 完璧すぎるルームサービス
- 魅力あふれるアクティビティ
実際私が宿泊したのは、KERRY HOTEL 香港です。快適この上なくストレスとは無縁の生活でした。さすが５つ星ホテル、隔離というよりホテル滞在を満喫させてもらいました。
【料理】
ストレスない生活の大きな理由は、やっぱり食事です。フーディー（グルメなひとたち）はこぞって隔離期間はケリーを選ぶようです。ちなみにケリーはリピーター率もとても多いのだそう。夫もケリーを隔離ホテルとして２回利用しています。
料理の特徴
- 朝昼夜、出来立てを提供
- 世界各国の料理で飽きない
- プレスジュース、新鮮なサラダ、フルーツ(毎日）
- パティシエが作った絶品デザート（毎日）
隔離期間が残り３日のときにもらえるデザート【ルームサービス】
こちらのホテルでは、ＳＮＳを通じて連絡できる形をとっています。タオル交換、お水や飲み物の補充などSNSで連絡すると5-10分ですぐに届きます。
SNSでルームサービス係と連絡をとります【アクティビティ】
楽しいアクティビティがたくさん開催されています。
お気に入りは、週末に行われるワインテイスティング。英語なので全部聞きとれるわけではないものの、香港の５つ星ホテルのマスターソムリエのセミナー付で５ヵ国のワインを楽しめます。
実際のワインテイスティングの写真
すごい量ですよね。この量で、HKD138-なのでホテルの中で一番人気のアクティビティだそうです。
自分が宿泊したこともあり、説明に熱が入りすぎてしまいました。本当におすすめのホテルです。
【中】ＨOTEL JEN 香港をおすすめする３つの理由
- コスパよし
- インターネットが早い
- 部屋がきれい
このネット時代に驚くかもしれませんが、インターネットの繋がりが悪いホテルがあります。オンライン打合せに差し支えるレベルのネット環境で、かなり苦労していたようです。食事は人によってはなんとでもなるかもしれませんが、ネット環境は隔離期間中も働かないといけない人には最重要事項です。
その点、JEN HOTELはインターネット速度は快適そのものです。同じ料金の他のホテルと比べると部屋も大きく綺麗なのも特徴です。コスパの面からおすすめできるホテルです。
ホテルを予約する際の注意点
予約方法は、日本のホテルを予約するときと特段変わりません。ですが、ホテルを一旦予約をすると、原則キャンセルできません。（正確にはキャンセルは出来るけど、宿泊代は返金されません。）予約する際は、事前に不明点を確認しておきましょう。
直近の隔離期間の規制を確認する
隔離期間についてのルールが変更することが多々あります。
私は隔離２１日間という世界最長隔離経験をさせてもらったのですが、隔離３日目くらいに
「来週以降は、子どもと同室であっても、条件を満たせば隔離期間７日です」
と、政府から変更の案内がありました。。。
在香港日本領事館が情報を提供しているので、随時確認することをおすすめします。
早めにホテルの予約をする
香港は国としては狭く人口もさほど多くないので、10,000室の部屋が隔離者に用意されていると聞くと、「ホテルは空いてるよね！」と思いがちです。
大間違いです！！時期によっては隔離ホテルの予約の競争率の高さはすさまじく、ホテルの予約を後回しにしていると痛い目にあいます。
空いている部屋は、めちゃくちゃ高いホテル（マンダリン）か、評判が悪いホテルになってしまいます。入国の日が決まったら、日数を確認してすぐに予約するようにしましょう！
また、家族で入境する人にお伝えしたいのは、コネクティングルーム（２つの部屋を行き来できる部屋）は激戦です。我が家も家族での入境だったので、コネクティングルームを希望していましたが、どこのホテルにも空きはなかったです。結局、同じホテルの２つの部屋を借りることにしました。（夫＆息子チーム、私＆娘チーム）
香港の指定ホテル（英語の公式サイト）はこちらから確認できるようになっています。
ホテルのサービス及び設備を確認する
長期滞在者にとっては、インターネットと食事は大切な生命線です。ホテルの部屋が小さいのはしょうがないにしても、この２つが整っていればなんとか生きていけます！
・インターネット環境
ホテルによってインターネット環境が全く違うので、事前にホテルのレビューを見てインターネット環境を確認しましょう。もしレビューが少なかったら直接ホテルに問い合わせても良いです。それくらいインターネット環境は隔離生活の良し悪しを左右します。
・外部からの差し入れ可否
食事に関しては、美味しくないホテルのほうがほとんです。多くの人が「food panda」という食事デリバリーアプリを利用して、美味しい食事を楽しんでいます。（日本でいう、Uber Eatsのようなもの。）
ただし、ホテルによっては差し入れ禁止（デリバリー業者の出入り禁止）となっています。自分が宿泊しようとしているホテルが差し入れOKかどうかを事前に確認することをおすすめします！
この記事を読んで、少しでも快適な隔離ライフを送ってもらえたら嬉しいです！
