海外MBAに関して、一番質問の多いお金と時間のことをまとめてみました。
MBA期間及び授業料
私が通うMBAは14ヶ月間のカリキュラムで、授業料はHKD588,000-(だいたい800万円）で、４回に分けて授業料を支払っていく形です。
(返さなくてもいい）奨学金制度もたくさんあります。私は、大学からHKD275,000-の奨学金を貰えることになったので実際かかってくる授業料は420万円ほどです。
世界（欧米＆アジア）の期間と授業料がまとまっているサイトがあるので載せておきます。
受験準備期間
５ヶ月（人によって３か月～２年半と幅あり）
私の場合は以下のスケジュールでした。
2020年11月受験準備スタート。11月12月はエッセイとレジュメ準備。
2021年１月にインタビュー → Conditional offer 貰う。
2021年3月４月 GMATとIELTS対策。→Unconditional offer貰う。
（１月後半から諸事情のため途中で勉強中断。）
受験しようか検討したときに色々なサイトを見ていたのですが、そこからの情報を元にした個人的な感想としてはアジアのＭＢＡだったり欧米でも有名校でなければ最短で３か月（英語がかなり出来る人とか）で合格している人もいます。
時間に余裕をもって取組むメリットとしては、奨学金の選択肢が増えるということもあげられます。色んな種類の奨学金があるので、費用面で躊躇している人は是非チェックしてほしいです。
受験準備費用
合計：７０万円くらい (人によって30万円～250万くらいの幅あり）
IELTS 20万円（AGOSのオンライン）
GMAT 17万円（濱口塾のオンライン）３万円（マスアカ）
IELTS試験料 12万円（6回くらい受験した記憶あり。）
GMAT試験料 2.5万円（1回）
参考書関係：3万円くらい
エッセイ及びレジュメ対策 10万円（個人でアドバイザーをしてる人にお願いしました。）
受験前のポテンシャル
大学の成績：GPA2.8 (なかなか低い・・)
スタート時：IELTS overall5.5 (なかなか低い・・)
キャリア：起業＆売却経験あり（なかなかユニーク・・）
アジアのＭＢＡは、私のような年齢がそこそこ（30代後半）の受験生は大学時の成績や筆記スコアよりキャリアを重視する印象。なので、スコアメイクに自信がなくても果敢に短期間受験に挑戦してみるのもありです。
現地での生活費
人それぞれ。私の場合はもともと香港に生活拠点があるのでＭBA要因の追加費用ゼロです。（ただもともとの生活費は比較的高く、よく夫に叱られています。）同級生の中には、香港なのに月7~8万円くらいのマンションを見つけたというツワモノもいます。
知人の話を聞いていると月15万円～な印象です。香港は賃料が高いので、物価が低めな国のＭＢＡにいけば当然もっと安くなります。
ＭＢＡ卒業後は？投資コストはペイできるのか？
驚いたことに最近では社費留学ではなくて、大手企業を辞めるなり休職するなりして自費でＭＢＡ留学する人の割合が圧倒的に多いです。大手企業を辞めて大金を使って海外MBAに来る人の意気込みたるやすごく、人生変えてやるんだという気概を感じます。
細かい数値は現段階では出せませんが、いろんな人の話を聞いて思うのは、早い段階でMBAにいってキャリアチェンジをした方が投資コストは回収できる印象です。私のように30代後半は転職自体難しい傾向にあります。
じゃあなんで大金かけて海外のMBAに行くんだ。。。投資コストの回収はお金の面だけではなくて、経験だったりネットワークだったりするかもしれませんね。
MBA卒業後にキャリアチェンジをした人たちにインタビューしたものを、今度記事にまとめたいと思います。
