不動産投資を始めて気が付けば10年。
初めて購入した不動産（一棟アパート）は、去年売却し、有難いことに利益を出せました。
この１０年、不動産を売却したり買い増したりしていますが、思いのほか不動産投資は順調です。
そういう経緯もあり私は不動産については詳しいものの、実際自分の投資物件の一棟アパートは賃貸管理会社に管理をお願いしている状態です。
なぜ賃貸管理会社を利用するか
私は不動産好きを通り越して、もはやプロなのですが、、それでも自分の不動産投資物件の管理は不動産会社にお願いしています。（賃貸管理会社を利用している状態です。）
それはなぜか。。
理由は、３点です。
投資物件（一棟アパート）が自宅から遠い
多くの部屋の対応の手間を考えると、管理費を払ったほうがよい。（時間＆労力＜管理費）
入居者が早く見つかりやすい
ここについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
そんなわけで、一棟アパートなど投資用の不動産投資物件を購入したときの賃貸管理会社のおすすめの見つけ方をご紹介したいと思います。
不動産購入時の賃貸管理会社を利用する必要なし
１つめの不動産を購入するときって緊張すると思います。
私は初めての不動産購入時、不動産営業マンに質問しまくってました。。。
思い出すと恥ずかしい記憶ですが、やはり大きなお買い物。気になるところは事前に質問しておきましょう。
細かい質問にも回答できるのがプロの不動産営業マンです。
私はその時に、
「今のオーナーさんが利用している賃貸管理会社をそのまま利用しないといけませんか？」
と質問をしました。
質問をした理由はシンプルで、オーナーさんが利用していた管理会社の管理費がすごい高かったのです。
加えて、そこの管理会社に出向いたときの対応があまり良くなく、この先やりとりしたくないなと思ってしまったのです。
賃貸管理会社を変更することに付随するデメリットがでてくることもあります。
例えば：
- 管理会社変更のお知らせの通知をしないといけない
- 賃料保証プランがきれてしまう場合がある
など。しかし、購入するときに仲介業者さんや新しい賃貸管理会社がやってくれることなので、心配することありません。
不動産会社の人と話していて、
「うー－－－－－ん・・・」
と、自分で不審に思うところがあったら、すぐに管理会社変更とはいかなくても、他社と比べるなりしてみましょう。
不動産はとっても高い買い物！！！
日本人特有の見て見ぬふりしていたら不動産では取返しのつかないことになります。ひとつひとう疑問はちゃんとつぶしていきましょう！
賃貸管理会社を決めるときにするべきこと
そんなわけで、賃貸管理会社を自分で決めようと思ったときにするべきことをご紹介したいと思います。
これは実際自分がした方法で、結構おすすめです。
不動産管理をお願いする会社に出向く
初めての不動産投資、わからないことだらけで緊張マックスだと思います。
が！！！管理会社を決めるまでは手を抜かずに頑張りましょう。
良い不動産会社を見つけるまでのプロセス
- 自分が購入した物件のエリアの不動産会社を調べる
- その中からある程度の規模の不動産会社何社かに電話でアポ取り
- アポ当日、投資物件の情報がわかる資料をもって不動産会社に出向く（簡単な菓子折りがあれば尚更良し！）
はい、もちろんです。
不動産会社とは長く続くお付き合いになります。ましてお金が関わっていること。
たった数日で終わる手間を惜しまないでください。
不動産投資は初めにきっちり足回りを固めておけば後は楽です。
その代わり、足回りが固まるまでは地道にしっかり自分の足と時間を使いましょう。
不動産会社で確認すること
そして、対応してくれた不動産スタッフとの会話から以下を探ってください。
- 入居者探しが強そうかどうか
- オーナーの支出分（負担）
- 入居者の負担分（保証料や入居時の安心パックなど）
なぜこれらが不動産会社を見極めるべき大切なポイントなのか細かく説明していきたいと思います。
入居者探しが強い不動産会社かどうか
不動産投資は、当然ながら賃料収入が要です。
いくら管理費が安かろうが、不動産会社のスタッフさんが優しかろうが、入居者探しが弱い会社に自分の不動産を預けるわけにはいきません。
もし購入した不動産（一棟アパートなり区分マンションなり）に空き部屋があれば、いくつかの不動産会社に入居者探しをお願いしてみましょう。
それで、一番早くに入居者さんを見つけてくれたところに不動産の管理をお願いするのがおすすめです。
オーナーの支出分の確認（管理費やその他費用など）
不動産投資といっても、購入したら賃料収入が入ってくるだけではありません。
当然支払いも発生します。
不動産会社に支払うものは、
- 管理費（3~7%)
- 入居者募集時（賃料の１か月分）
- 更新時（賃料の1/2か月分）
私は、管理費５％のところを3.5%にしてもらえるように交渉しました。
管理費は交渉可能だと覚えておきましょう。
ちなみに、上記以外で毎月かかってくる費用がある場合は、一体それは何か？また本当に必要かどうかを確認しましょう。
入居者の負担分を確認（保証料や入居時の安心パックなど）
それに加えて、入居者が不動産会社に支払う項目もちゃんと確認しておきましょう。
最近では、不動産会社の利益のためだけに、入居者には一切必要のないものまで入居時に請求しているところが多いです。
例えば、
- ムシ駆除サービス
- 安心入居サポート
などです。
はっきりいって、これらは不必要なサービスです。
それでもオーナーが知らないうちに、入居者さんに加入を義務付けているケースが多くあります。
オーナー自身の負担が少ないのでいいのでは？と思うかもしれませんが、
初期費用が少ないほうが入居者さんが見つかりやすいですし、
何よりも常に入居者さんにプラスな不動産経営をするのがオーナーの役割でもあります。
入居者に不必要なサービスの加入が義務付けられている不動産会社は避けたほうが賢明です！！もしくは、不動産会社に交渉して、義務付けをなくしてもらいましょう。
いかがだったでしょうか？？？
初めての不動産投資は緊張しますが、出来るだけ自分の足を使って悩みやストレスが少ない不動産投資生活を送りましょう。
この記事が参考になれば幸いです！
