キャセイパシフィックが運営するマイレージプログラム「アジアマイル」で、キャセイパシフィック同様ワンワールドアライアンスに加盟しているJALの特典航空券にも交換できます。
夫がJALとアジアマイル両方ともダイヤモンドで、どちらのマイルも相当にあります。
自分なりに調べた結果、特典航空券に交換するならJALマイルを貯めたほうが良く、マイルをホテル無料宿泊するのであればアジアマイルを貯めたほうが良いです。
マイルを特典航空券に交換するときの確認項目３つ
特典航空券を予約するときに大切なのは、
- 特典航空券交換に必要なマイル数
- 交換できるか？
- キャンセルできるか、キャンセルチャージはいくらか？
特典航空券交換に必要なマイル数の比較
では、実際にそれぞれのマイルプログラムを利用した場合、特典航空券に交換するのにどれくらいのポイントが必要か確認していきます。
アジアマイルでハワイ往復特典航空券に交換する場合
例えば、ハワイにエコノミーで特典航空券で行こうとした場合、アジアマイルだと片道27,000ポイントで往復で54,000ポイント必要になってきます。（＋サーチャージ）
ちなみに、これはアジアマイルでJAL便の往復航空券に交換したときに必要マイル数なので、JALマイルでJAL便の往復航空券を交換したときと同じ便をアジアマイルで交換できることになります。
アジアマイルのハワイ往復に必要なマイル数。片道27,000必要で、往復54,000必要になってくる。JALマイルでハワイ往復特典航空券に交換する場合
一方、JALマイルでハワイ往復特典航空券に交換する場合は、片道20,000ポイント往復で40,000ポイント必要になってきます。
JALの特典航空券交換ページ。
結論：JALマイルのほうが必要なマイル数は少ない
アジアマイルと、JALマイルそれぞれ比べてみると、ハワイ便を見てみるとアジアマイル54,000マイルに比べて、JALマイルだと40,000マイルで特典航空券に交換できる。
国内便でもJALマイルからのほうが少ないマイル数で交換できる
ちなみに、国際便のみならず、国内線でもJALマイルからのほうが少ないマイル数で特典航空券に交換できます。
札幌⇔羽田間 アジアマイル 15,000マイル
札幌⇔羽田間 JALマイル 10,000マイル
そんなわけで、貯めたマイルでJALの特典航空券に交換するなら、JALマイルからのほうがお得なので、JALマイルを貯めるようにしましょう～！！
JALの特典航空券を交換するなら、当然自社のマイルプログラムからの交換のほうがお得なのは至極もっともな気がします。
特典航空券を変更できるか？
特典航空券の変更とは、マイルを特典航空券を交換してから、便や日程を変更することを言います。
人気便のフライトは早いタイミングで埋まってしまって、特典航空券で確保できなくなるので、日程をある程度決めて、確定してからフライトを変更するできると便利です。
アジアマイルは変更可能
アジアマイルでは、追加料金またはマイルを払えば特典航空券の変更は可能です。
予約変更する場合は、USD25-かアジアマイル1,000を払う必要があります。
JALマイルは変更不可
しかし、JALマイルは特典航空券に交換後の変更は不可です。（以前は変更できたのに・・・）
JALの公式サイトには、以下のように記載があります。
予約変更は承れません。（ご搭乗のクラスの変更もできません）
予約を変更する場合は、ご手配済みの特典航空券を取り消し・払い戻しのうえ、新たにご希望の旅程でご手配ください。特典航空券の払い戻し時は、3,100円*の取消手数料を申し受けます。
- 日本以外の地区は3,100円相当額
一旦、特典航空券を取り消した上で、新しい日程で特典航空券を取り直す必要があります。
しかし、、、直前の日程変更で特典航空券枠が空いていることはあまりない気がします。。
特典航空券のキャンセルできるか？その時の費用は？
旅行の計画が変わることもあれば、旅行できなくなることもあります。
アジアマイルはキャンセル可。費用はお高め。
アジアマイルは、特典航空券のキャンセルができます。
しかし、キャンセルチャージはお高めなんですよ。。。
USD120-もしくは、12,000マイル。。キャンセル料だけで、美味しいご飯食べられる。。なんかキャンセルするのがもったいない気がしちゃいます。
JALマイルもキャンセル可。費用は安い！！
JALマイルもさすがにキャンセルは出来ます！
そして、なんとキャンセル費用は、3,100円。
この金額なら、旅行確定してなくてもとりあえず特典航空券を購入して、行けなかったらキャンセルすればいっか！と思えます。
JALの公式ページに記載しているものを抜粋：
予約・手配完了済みの特典航空券・アップグレード特典をすべて未使用の場合に限り、特典交換に使用したマイル数を元の口座に払い戻すことができます。
| 対象特典 | 取消/払戻手数料 | 口座に戻るマイルの有効期限 | |
|---|---|---|---|
| 未使用の特典航空券 | 国内線特典航空券 | 3,100円*（2023年4月11日搭乗分まで）
1,000円*（2023年4月12日搭乗分から） |
特典発行の際に使用したマイルの当初の有効期限 |
| 国際線特典航空券
提携社特典航空券 |
3,100円* | ||
| 未使用のアップグレード特典
※取り消し払い戻し期限があります |
無料 | ||
JALマイレージ改悪？変動マイル導入により状況変化
しかし、、、、最近、JALのマイレージプログラムの変更があり、状況が一変するかもしれません。それは、変動マイル制の導入です。
JALが導入した変動マイルとは？
JALの公式ホームページで以下のように記載があります。
- 特典交換に必要なマイル数は、日程やご利用便の予約時点の空席状況に応じて変動します。
- 一番マイル数の少ない「基本マイル数」でご予約いただける席に空きがない場合は、予測残席に応じて変動する追加マイルをいただくことでご予約が可能です（特典航空券PLUS）。
つまり、繁忙期には必要マイル数が高くなりますよ！
だけど、追加マイルで特典航空券を予約することが可能です！！
ということを、言っています。
マイルをたくさん保有している人からすれば有難い変動マイルなので、一概に改悪とは言えません。。
が！！！この変動マイル導入によって、アジアマイルからのJAL便特典航空券に交換したほうが少ないマイル数でいける可能性がでてきます。
JALの国際線では既に変動マイル制導入済
2018年12月1日より「JAL国際線 特典航空券PLUS」が導入されています。
2023年4月12日から「JAL国内線特典航空券PLUS」が導入されるとアナウンスされています。
実際、日程によっては、ハワイ往復エコノミー便の特典航空券に交換するのに、JALマイルが60,000マイル必要な場合もありました。
ハワイ片道でも、便によっては20,000マイル以上のものもある。なので、実際にはアジアマイル、JALマイルを両方もっていたら、とりあえず両方のサイトで必要マイル数を比べたほうが良さそうです。
まとめ
アジアマイルとJALマイルを比較した結果、こんな感じになります。
| 必要マイル数 | アジアマイル＜JALマイル
ハワイなら、アジアマイル 54,000 JAL 40,000 |
|---|---|
| 特典航空券の変更の可否 | アジアマイル＞JALマイル
アジアマイル 変更可能 JALマイル変更不可 |
| 特典航空券のキャンセル可否 | アジアマイル＜JALマイル
アジアマイル、JALマイル共にキャンセル可能 キャンセルチャージはJALが圧倒的に安い |
ただし、JALマイレージプログラム改変により、マイル変動制が導入されたので、持っているマイレージプログラムを常に比較したほうが良さそうです。
参考になったら嬉しいです！！！効率的にマイルを利用して旅行を楽しみましょう♡
